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GPXX について

[ English ]

GPXX とは?

 GPX extended format の略で「GPX拡張書式」の一つです。GPSの位置・時刻情報とともに各地点で取得された任意のデータ(主に数値データを想定)を記録できるようにすることを目指して作成されました。

※ GPSロガーの著名メーカの一つであるGarmin(ガーミン)社などでも独自の拡張を施したGPXX形式を公開していますが,名前空間で識別できるようになっています。名前空間が異なるので混同されることはありません。

 

GPXX 1.1 スキーマ

 GPXX 1.1 は GPX 1.1 の拡張定義部分(<extensions>要素)に地点データ表現規格である PFUPoint 2.1 を追加したものです。PFUPoint 2.1 は地点データそのもののほかに地点データのメタ情報(PMType 1.1 で記述)も参照または内蔵しています。

 現在,GPXX 1.1 スキーマは FIX-pms 1.0 スキーマに含まれています(インポート参照されています)が,名前空間は異なり独立したスキーマとして公開されています(GPXX1.1スキーマソース:XML文書です)。

 

GPX 1.1 Schema

※ trk/trkseg/extensions または trk/trkseg/trkpt/extensions を拡張する形で PFUPoint 2.1が配置されます。
※ スキーマ上は <extensions>要素の子要素として<PointData>要素等が規格化されていますが,インスタンス
  上では親要素に応じて実際に使用される<PointData>等要素が決まります。
  具体的には,trk/trkseg/trkpt/extensions の子要素としては <PointData> と <PointDataSet> が,trk/trkseg
  の子要素としては <PointDataSetArray> と <PointDataEachArray> が使用されます。
[ GPXX 1.1 スキーマ(コンテンツ) ]

 

PFUPoint 2.1 スキーマ

 PFUPoint 書式(規格)は,ある地点のある時点でのデータセットを格納するデータ表現形式として考案されました。もともとは精密農業の考え方に則り,GPSセンサの時空情報に紐付けて任意のデータセットをCSV形式などで記録していたものを,データセットを構成する各データ項目の意味の定義も含めて表現・格納できるように定義されたものです(PFUPointスキーマソース:XML文書)。

 PFUPoint 2.1 ではデータセットを格納するための構造として以下の4通りの構造(データ格納パターン)が定義されています。

  1. PointData : もっとも単純なデータ構造で,一地点・時点ごとの最大16項目までの数値データを格納できます。数値データの意味は後述のPMType書式によるデータ型定義番号で参照します。PFUPoint 1.0で定義されました。
  2. PointDataSet : 上記1を若干複雑にし,一地点・時点ごとの任意のデータ(数値データに限定されません)のセット(項目数に上限はありません)を格納できます。データセット内の各データ項目の意味は後述のPMType書式によるデータ型定義番号で参照します。PFUPoint 2.0で定義されました。
  3. PointDataSetArray : 上記2をさらに配列化したもので,多地点・時点のデータを一括して格納できます。最初に地点・時点ごとにデータ項目を並べ(横展開),次にそれを地点・時点分並べる形式です。データセット内の各データ項目の意味は後述のPMType書式によるデータ型定義番号またはその定義そのもので参照できるようになっています。PFUPoint 2.0で定義されました。
  4. PointDataEachArray : データセット内の各データ項目ごとに多地点・時点のデータを配列化したものです。3の多地点・時点表現が地点・時点ごとのデータセット(複数データ項目)を配列化したもの(横展開)であるのに対し,こちらの多地点・時点表現はデータセット内のデータ項目ごとに多地点・時点分のデータを配列表現し(縦展開),それをデータ項目方向に配列化したものです(最初に縦に並べ次に横に並べる構造)。データセット内の各データ項目の意味は後述のPMType書式によるデータ型定義番号またはその定義そのもので参照できるようになっています。PFUPoint 2.0で定義されました。

 

PFUPoint_TopElements
 ※ トップ要素:4つのデータ構造とユーザ拡張を定義してます。
 ※ PFUPoint は GPX 1.1 の <extensions> 要素の子要素として配置されます。
[ PFUPoint 2.1 スキーマ(トップコンテンツ) ]

PFUPoint diagram 
 
[ PFUPoint 2.1 スキーマ ダイアグラム(主要構造図) ]

 

pfupoint 2.0 schema
[ PFUPoint 2.1 スキーマ(主要コンテンツ) ]

 

PointData
(a) PointData

PointDataSet
(b) PointDataSet

PointDataSetArray
(c) PointDataSetArray

PointDataEachArray
(d) PointDataEachArry
[ PFUPoint 2.1 スキーマ(4つのデータコンテナ構造) ]

 

PMType 1.1 スキーマ

 PMType 1.1 はPFUPoint内に格納されている各データセットの意味(各データ項目の意味)を定義する,つまりデータセットのメタ情報を記述する規格です。GPS時空情報に付随するデータセットのデータ型を定義する仕様として「属性データタイプ定義」が提案されています(農機誌,70巻2号)。PMType はこの「属性データタイプ定義」仕様を XML Schema で定式化したものです(PMTypeスキーマソース:XML文書)。

 


PMType11_diagram
(a) Primary Structure

PMType11Content
(b) Primary contents
[ PMType 1.1 スキーマ ]

 

 

(C) 2012 AGinfo.NARO (AgSys-IT NARC)

2012.06