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「初期設定」紹介

初期設定プログラム:Config.exe

 このページでは,「作業計画・管理支援システム」の「初期設定プログラム」について紹介しています。

 「初期設定プログラム」には,【オリジナル版】と【.NET版】の2種類がありますが,以下では特に断り(明記)のない限り【.NET版】の内容を紹介しています。

最新情報 Config.exe 1.18.10122.32

2015/05/23 これまでに複数の不具合修正や機能追加が実施されました(概略はプログラムを起動して「改版履歴」情報を参照のこと)

2013/03/22 v1.16.7522.25(不具合修正1件)

概要

作業計画・管理支援システムの初期設定プログラム(以下,本プログラム)は,作業計画・管理支援システムで使用すデータ管理の単位となる管理ファイルの登録と,管理ファイル毎に作成される基本情報(データベース用語で一般に「マスタデータ」と呼ばれます)の入力・編集を行います。

◆基本情報

本プログラムで入力・編集する主なデータは以下の通りです。

  • 農家・顧客情報・・・・・・・農家名,取引先名,連絡先,などの情報
  • 作業者情報・・・・・・・・・・作業者の情報(氏名,連絡先,単価,など)
  • 地区情報・・・・・・・・・・・圃場が所属する地区(大字・小字など)情
  • 水域情報・・・・・・・・・・・圃場が所属する水利慣行上の地域情報
  • 利用権・小作料情報・・・利用権設定に関する設定期限,ランクごとの小作料などの情報
  • 作物情報・・・・・・・・・・・栽培する作物・品種名
  • 生育管理項目情報・・・・作物生育に伴う各種の記録項目名,データ型,単位などの情報
  • 作業情報・・・・・・・・・・・作物毎の作業名
  • 受託作業情報・・・・・・・受託作業として実施する作業名(先頭の20項目まで)
  • 作型情報・・・・・・・・・・・作物ごとの作型・作業体系情報(名称および作業体系:作業順の一覧)
  • 機材情報・・・・・・・・・・・使用する機材の情報(機材種別・型名,使用燃料,耐用年数,など)
  • 倉庫情報・・・・・・・・・・・在庫管理に必要な保管場所情報
  • 肥料情報・・・・・・・・・・・使用する肥料の情報(肥料名,など)
  • 施肥設計情報・・・・・・・最大8肥料までを使用した施肥パターンの組み合わせ情報(反当施肥成分量,費用計算を含む)
  • 農薬情報・・・・・・・・・・・使用する農薬の情報(農薬名,形態,金額,など)
  • 防除設計情報・・・・・・・登録農薬を組み合わせた農薬使用パターン情報(反当費用計算を含む)
  • 種苗情報・・・・・・・・・・・使用する種子・苗についての来歴,農薬使用などの情報
  • 資材情報・・・・・・・・・・・使用する種子・種苗やコーティング資材など,肥料・農薬以外の資材情報
  • 商品情報・・・・・・・・・・・生産・加工・調製工程を経て出荷される商品情報
  • 科目情報・・・・・・・・・・・資材や商品など生産に伴う資金管理科目も情報
  • 作業時間情報・・・・・・・各作業の平均的な3旬別作業時間
  • 圃場管理項目情報・・・・圃場(農地)管理に使用する項目(要因名およびその選択肢)
  • 品質管理項目情報・・・・作物ごとの品質管理に使用する項目(作物ごとに20項目まで)
  • 土壌成分目標値・・・・・・施肥設計の目標となる土壌成分値(水稲用→作物別に強化)[登録は無制限,先頭の20項目のみ使用]
  • 製品情報・・・・・・・・・・・出荷製品の荷姿情報
  • システム情報・・・・・・・・インストールされたPMSシステムを識別するためのオーナ情報(農場,経営体・生産組織などの情報)
  • 口座情報・・・・・・・・・・・資金管理に使用する口座一覧情報
  • ユーザ情報・・・・・・・・・・PMSを操作するユーザ情報
  • 給与管理情報・・・・・・・・給与管理に必要な従業員情報,課税率表情報,費目情報,計算式情報,など
  • 資産管理情報・・・・・・・・資産(機材)の減価償却管理に必要な機材情報,償却設定情報,など

 なお,データベース上のデータ登録件数には制約はありません(データベースファイルの上限まで入力可能です)。

◆管理ファイル

 これらの基本情報データは,通常1作(または1年など)毎の作業を管理するための一つの単位となる管理ファイル(ひとつの栽培に対応したデータセット)ごとに作成します。もちろん,同じ内容の基本情報を各管理ファイル毎に指定しても構いません(管理ファイルの複写機能で簡単にコピー作成できます)。

 さらに,初期設定プログラムでは,管理ファイル毎に使用する圃場図(シェープファイル)・背景図(シェイプ・CADデータおよびラスタ画像ファイル)を指定します。これらの圃場地図(圃場図と背景図)は,通常本システムに付属の「圃場地図作成ソフト:ShapeMaker」を使用して作成しますが,圃場を対象とした既存のシェイプファイルがあれば,それを流用することも可能です。ただし,この場合はシェイプ属性について,作業計画・管理支援システムで使用する 属性項目(フィールド)を追加する必要があります(ヒント集参照)。

初期設定画面例

 ここでは,いくつかの初期設定項目について,画面例とともに簡単に紹介します。

 なお,画面例に表示されている入力データ例は,あくまでもサンプルであり,正当なデータとは限りません。また,このサンプルデータは,セットアップパッケージに含まれており,本システムをセットアップするとテストデータ(システムの動作を確かめたり,操作に習熟するため)として使用できるようになっています。

 なお,以下の画面例は,開発中のものですので,実際のものとは異なっている場合があります。

 

◆.NET版 (公開中の最新ビルドは 10122

 以下は,.NET版の初期設定プログラム("Config.exe")ビルド 10122 の画面例です。

 

初期設定画面

ConfMain2

「初期設定」を起動するとこのような画面が表示されます。
この画面を起点にして,管理ファイルの作成登録,基本情報項目の入力をすることになります。
農家・顧客,品質項目,出荷形態などが変更・追加されています(ビルド1806〜)
水域・資材が追加されています(ビルド1917〜)
マスター編集ボタンレイアウトがタブシートで整理されました(ビルド2230〜)
生育管理項目が追加されました(ビルド2730)
施肥・防除設計機能が追加されました(ビルド2840)
土壌管理項目・種苗情報が追加されました
システム情報・ユーザ情報が追加されました(ビルド5520〜)
作型・作業体系,口座一覧情報が追加されました
初期設定画面

管理ファイル管理画面
この画面で,管理ファイルの新規作成,複写,初期化,削除などを行います。
また,管理ファイルに圃場地図(圃場図,背景図)を対応付けます。
その他,作業軌跡・FaWL連携フォルダの指定を行います。
管理ファイル編集画面

圃場地図設定画面
1つの圃場図シェイプ(必須)と背景図(ベクトル,ラスタともに任意数)を指定します(ビルド4428〜)。
圃場地図設定画面

農家情報登録画面
農家情報を入力します。最低限,農家ID(コード)と農家名は入力します。
その他の項目は必要に応じて入力します。
「販売顧客」カラムが追加されています(ビルド1814以降)
「仕入れ先」カラムが追加されています(ビルド2840以降)
取引コード,課税指定項目が追加されています(ビルド4030以降)
農家情報登録画面例
 
作物・品種情報登録画面例
作物毎に品種を指定します。最初に作物を入力し,続いてその品種を入力します。
特別栽培米や転作のために,水稲チェックボックスや減収係数も必要に応じて指定します。
資材マスタ(種子)とのリンク用カラムが追加されています(ビルド2840以降)
作物・品種情報登録画面例

作業情報登録画面例
作業は作物毎に登録します。同じ水稲でも移植と直播体系を区別したい場合は,作物名
を「移植水稲」,「直播水稲」などとそれぞれ登録しておき,それに作業を対応付けます。
また,作物名に圃場作物ではなく,圃場・施設等を割り当てて,冬場の圃場整備作業や
施設内作業,畦畔・管理道などの管理作業を登録するという使い方もできます。
作業情報登録画面例

肥料登録画面
(a) 肥料登録画面

施肥設計登録画面
(b) 施肥設計登録画面

施肥設計登録画面が追加されました(ビルド2840以降)
肥料・施肥設計情報登録画面例

農薬登録画面
(a) 農薬登録画面

防除設計登録画面
(b) 防除設計登録画面

防除設計登録画面が追加されました(ビルド2840以降)
農薬・防除設計登録画面例

地区名情報登録画面例
地区情報は,圃場の所属する場所の地区名・通称名(大字・小字など)を登録します。
広域な営農管理を行う場合は,通常の地区に加えて地区詳細も使用することで,たと
えば大字別−小字別のような2段階の地区別管理もできるようになります。
地区情報登録画面例

地区名情報登録画面例
生育管理項目情報は,作物の栽培日誌などに必要とされる記録項目を登録します。
作物ごとに登録するので,予め作物マスタを作成しておく必要があります。
ここで登録した項目は,生育台帳入力時に選択できるようになります。
生育管理項目情報登録画面例(ビルド2730〜)

データマップ表示色登録画面例
マップ表示色は最大10通り(10設定)まで指定できます。1設定当たり最大20色まで指定できます。
現在のシステムでは9設定までが既定で使用されています。
データマップ表示色設定画面例

 

もっと詳しくはユーザガイドを!

 以上,いくつかの画面例とともに,入力可能な(入力しなければならない)データ項目を紹介しましたが,この他にも初期設定の必要なデータ項目がまだあります。詳細は,それぞれの版のユーザガイド(PDF)を参照してください。

(C) 2007-11 DSS(LAIS) WeNARC, 2011-16 AGinfo NARO (AgSys-IT NARC), 2021 AGinfo RCAIT/NARO

2021.05