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「計画計算」紹介

作業計画計算(作業計画作成)プログラム:分散圃場システム.exe

 「作業計画・管理支援システム」では,水稲春作業の「代かき」,「田植え」,および秋作業の「収穫」作業について,事前計画を計算して作成するための「作業計画計算」機能を内蔵しています。従来「分散圃場春作業計画最適化支援システム」として公開されていたものを改良・機能追加したものです。

 ここでは,この「作業計画作成プログラム:分散圃場システム.exe」について紹介します。

 

最新情報  (最新バージョン・ビルドは 3.11.5608.5)

2010/11/09 最新βビルドは4607(v3.1):既定の地図フォルダパス変更に対応(β公開中)

2008/11/17 代かき計算時の田植え計算結果取り込み機能が改良され,代かき圃場毎作業期間開始〜終了の一括設定が可能になりました(これまでは終了日のみ設定可能でした)。

 

概要

 「作業計画計算プログラム:"分散圃場システム.exe"」(以下,本プログラム)は,水稲の代かき・田植え・収穫作業に対して,作付けする圃場,品種や水利慣行によって規定される作業可能期間,その期間中に手当可能な作業人員(作業可能面積)の3条件を踏まえて,作業期間中の圃場間移動距離(圃場分散度)ができるだけ小さくなるように,圃場毎の作業日と配置人員を計算します。

 計算結果は,作業計画管理プログラムの当初計画・修正実行計画として使用することができます。

作業計画計算プログラム画面例
圃場毎に計算作成された作業日が塗り分けられています。
作業計画計算プログラムによる計算結果表示画面例

 

画面例別機能紹介

 以下では,作業計画計算プログラム("分散圃場システム.exe")の動作画面例を元に,いくつかの機能を紹介します。

 なお,画面例に表示されているデータは,あくまでもサンプルであり,正当なデータとは限りません。また,このサンプルデータは,セットアップパッケージに含まれており,本システムをセットアップすると,テストデータ(システムの動作を確かめたり,操作に習熟するため)として使用できるようになっています。

 また,以下の画面例は,開発中のものですので,実際のものとは異なっている場合があります。

起動画面例
個々の計算(作業計画)は「プロセス」という名称で管理されています。
プロセス作成→条件設定→計算→結果表示という流れで作業計画を作成します。
作業計画計算プログラムによる計算結果表示画面例

マスタ編集メニュー
作業計画計算プログラムの基本情報(マスタ)データ設定メニューです。
基本情報の多くは,圃場DBから読み込まれます。ここでは,主に補足情報を追加します。
マスタ画面
圃場マスタ画面
圃場DBから読み込まれた圃場座標や面積などの基本情報確認画面です。
また,「破棄」設定により,作業計画計算の対象圃場とするかしないかを設定します。
圃場マスタ画面
品種毎作業期間画面
品種別・作業別に,大枠の作業可能期間を設定します。
水稲品種情報は圃場DBから読み込まれます(作物として水稲が登録されている必要があります)。
品種毎期間マスタ画面
作付画面
水稲作付圃場毎の品種を確認・設定します。
このデータは,圃場DBから読み込まれます。また,変更は圃場DBに反映され,作付台帳が更新されます。
(作業計画管理プログラムの作付台帳と連動しています)
作付マスタ画面
計算(作業計画作成)条件設定画面
作業計画計算(作業計画作成)条件を設定します。
設定項目は,圃場毎の作業可能期間と,期間中の配置可能人員です。
これにより,圃場の水利慣行等による作業時期の制約や,作業人員配置の制約を設定できます。
作業計画計算条件設定画面
一括条件設定画面(作業不能期間) 
特に収穫作業の場合などで,天候不良等の理由により,予定作業が遅れたり,できなかった場合に,
作業不能期間を設定し,既存の計算結果(作業計画)を一括順延したり,再計算したりできます。
作業不能期間設定画面
計算確認画面 

計算実行画面
条件設定ができると,いよいよ計算です。
GA(遺伝的アルゴリズム)により,圃場,期間,人員を勘案して作業計画を作成します。
計算には多少時間がかかります(圃場数,期間,人員数によって所要時間は大きく変わります)。
作業計画計算画面
 計算結果マップ表示例
計算結果は,このように圃場マップ上に,圃場・作業日毎に色づけ表示されます。
計算結果表示画面例
計算結果一覧表示画面
計算結果は,作業日・圃場毎に一覧表示され,印刷もできます。
作業計画計算結果の一覧表示(印刷プレビュー)画面
栽培作業台帳に反映する計算結果の選択画面
計算結果には複数(50通り)の配置計画案(つまり作業計画)が含まれています。
その中から,作業計画として採用し,栽培台帳に取り込む計画案(配置No.)を選択します。
GAによる最適化ができていれば,どの案もほとんど同じ結果なので,通常No.1を選択して十分です。
栽培作業計画台帳に反映する計算結果の選択画面

もっと詳しくはユーザガイドを!

 以上,通常の操作の流れに沿って,いくつかの画面例とともに,作業計画計算プログラムの主要な機能(マスタ確認・設定→計算条件設定→計算→結果表示→栽培台帳取り込みデータ指定)を紹介しました。この他にも,インターネット上の水稲生育予測サービスを利用した収穫期間設定機能や,田植え計算結果に基づく代かき作業可能期間設定,受託作業優先設定などの計算条件設定に有効な機能があります。詳細は,ユーザガイド(PDF)を参照してください。

 

(C) 2007-11 DSS(LAIS) WeNARC,2011-15 AGinfo NARO (AgSys-IT NARC)

2020.01