このサイトでは,地理情報システム(GIS)に基づく圃場マップを活用し,水稲を中心とする多数の圃場を効率的に管理するための営農支援ソフトウェア(の一つ)である「作業計画・管理支援システム」(略称:PMS)についての技術情報や最新情報,ソフトウェア更新版の公開などを行っています。
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このサイトでは,地理情報システム(GIS)に基づく圃場マップを活用し,水稲を中心とする多数の圃場を効率的に管理するための営農支援ソフトウェア(の一つ)である「作業計画・管理支援システム」(略称:PMS)についての技術情報や最新情報,ソフトウェア更新版の公開などを行っています。
パッケージ類のダウンロードサービスに使用しているクラウドサイトの契約が2022年(本年)6月30日で終了するのに伴い,ダウンロードサービスを終了します(今回,契約を更新しません)。
現在公開中のパッケージファイル類は,本年7月以降,"pms-net" ML付設の共有フォルダ内にて限定公開(ログインが必要)予定です。
昨年5月にお知らせしたようにPMSの公式サポートは2021年3月末終了し,現在は非公式個別対応となっています。さらに,このサイトを発信しているサーバ機器もすでに耐用年数を超えて運用していることから,表記の通り最長でも2023年3月末をもって閉鎖することになりました。
非公式個別対応についてはプライベートサイトへ移行して2026年3月末まで継続予定です(準備でき次第,お知らせいたします)。
2月1日報告のエラーについて,その後のインストーラモジュールリビルド・様々な環境でのテストの結果,.NETインストーラ内からのデータベース復元(新規作成)操作が'master'権限不足で拒否されているようでした。しかし,インストーラを起動しているアカウントは管理者モードで,かつSQLサーバの'sysadmin'ロールを保有しています。SSMS上からのデータベース復元・新規作成は正常に実施されます。このため,.NETインストーラを実行する際のアカウント管理が影響している可能性がありますが,この部分はブラックボックスとなっているため,詳細原因及び解決策の解明には至っておりません。
当面,2月1日に掲載した,「標準セットアップ」→「PMSデータベースの手動復元」でPMSの初期導入を行ってください。
Windows11の標準的な構成(新規インストール直後のクリーンな状態)で,PMSセットアップの完全インストールが最終盤で失敗することが確認されています。原因は特定できていませんが,セットアップの動作に必要なOS機能(DLLライブラリ)が標準で構成されていないこと(OS機能追加が必要)が原因の可能性の一つとして想定されているところです。
標準セットアップは正常終了することが確認されているため,完全セットアップに失敗した場合は標準セットアップ終了後,FAQ情報に基づくPMSデータベースの導入処理を実施して下さい。
Windows11での動作確認を経て,動作環境・対応OSに追加しました。合わせて,CrystalReport runtime
が SP31 に更新されていましたので,動作環境情報を修正しました。
Windows11で,PMSの動作に必要なnet
FrameworkコンポーネントやVCラインタイムが不足していると指摘された場合は,Windows機能の追加や,ネット検索等により不足モジュールを入手してインストールして下さい。VCラインタイムが不足する場合があることについてはFAQページに記載しています。
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2022/04/19 | ダウンロードサイト閉鎖・移設予告掲載 |
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2022/04/11 | 本サイト(ページ)閉鎖予告掲載 |
2022/02/14 | PMSセットアップ不具合追加情報(.NETインストーラからの権限不足?) | |
2022/02/01 | Windows11でのPMSセットアップ不具合・回避情報追加 | |
2022/01/05 | 動作環境情報更新(Windows11,CRrtSP31) | |
2021/06/29 | 主要構成プログラム更新(微修正) | |
2021/05/06 | サイト構成・リンク修正 |
水稲をはじめとする作物生産は,屋外自然環境の下,栽培する作物の特性,圃場の来歴・土壌の性質,天候や生育状況の推移,使用する機械や資材(肥料・農薬など)の特徴・効果・影響,地域における作業条件(作業時期,水利慣行など),作業者の特性・労働の質 と量(雇用がある場合)など,さまざまな要因を,それまでに培ってきた経験や知識に基づいて総合的に調整・意思決定しながら必要な作業を実施するという日々の積み重ねの中で達成されています。
近年は特に農業者の高齢化と後継者不足が深刻化していることから,次世代の農業の担い手を支援する施策が強化されており,耕作できなくなった土地を大規模な経営を行っている農家に委託集約したり,集落などでまとまってその地域の土地を耕作していこうとする動きが加速して います。そのような地域農業の担い手となる経営体では,今後非常に多くの圃場を管理しながら生産を行っていかなければなりません。そうなってくると,冒頭に述べた「様々な要因を総合的に調整・意思決定しながら必要な作業を実施する」こと自体が,多くの圃場を対象とするために,非常に困難な状況となってきています。
そこで,このような多くの圃場を対象とした「様々な要因を総合的に調整・意思決定しながら必要な作業を実施する」ことをお手伝いする情報管理ソフトウェアとして開発 されたのが「作業計画・管理支援システム」です。
このシステムは,管理対象となる圃場の地図を使ってコンピュータの画面上で視覚的に作物生産の計画から栽培工程管理までの情報管理を支援します。
本システムは,Windows OS (Windows 8.1,10,11)を搭載したPC上で動作します。
Server系OS(2012/R2,2016,2019,2022)でも動作すると思いますが未確認です(自己責任で)。
注1.Windows 2000,xp,Vista,7,8はマイクロソフトのサポートが終了しているため対象外です(起動しません)。
注2.x64プラットフォーム上ではWOW64環境で動作します。x64ネイティブには対応していません。
注3.Windows 8 / Server 2012 以降では SQL Server 2005
の動作は推奨されていません。 SQL Server 2008/R2の延長サポートも終了しているため,SQL Server 2012 以降(Express
Edition含む)を使用してください。
本システムの開発に当たっては,ベースとなった「圃場作業管理システム」を提供・改良いただいた国立大学法人鳥取大学,および現地実証を担当し ていただいた鳥取県農業試験場,さらにはシステム設計・実装を中心的に担っていただいた(有)アドバンネットの多大な協力がありました(オリジナル版)。また,オリジナル版の開発にあたっては農林水産省の「先端技術を活用した農林水産研究高度化事業」による研究開発資金援助を受けています(2004〜2006年度)。
2007〜2009年度は,農林水産省委託プロジェクト「担い手の育成に資するIT等を活用した新しい生産システムの開発」(略称「担い手」)による研究開発資金援助を受けて開発・実証しています。この「担い手」研究では,H県の公的試験研究機関のご協力を得て,H県K市および同市内の農事組合法人で開発実証を行っています。
2010〜2014年度は,農林水産省委託プロジェクト「農作業の軽労化に向けた農業自動化・アシストシステムの開発(途中から「革新的低コストプロ」に組み換え)−(5)農家の作業技術の数値化およびデータマイニング手法の開発」(略称「アシスト」から「革新低コスト」へ)による研究開発資金援助を受けて,I県R市の生産法人をはじめとするご協力を得ながら開発実証を行っています。
2015年度以降は,2014年度から始まった複数の研究事業の中に,PMSの研究開発項目ごとに位置づけを行って開発実証を継続しています。
この他,2007年6月の本サイトでの公開以降,PMSに関心を示していただき,本システムを試用いただくとともに,貴重なご意見・改善要望などをいただいた多くの利用者有志の皆様の多大なご協力を得ています。
以上,ここに記して感謝する次第です(・_・)(._.)
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(C) 2007-11 DSS(LAIS) WeNARC, (C) 2011-2016 AGinfo AgSys-IT NARC NARO, (C) 2016-2021 AGinfo IAM/NARO, 2021-2022 AGinfo RCAIT/NARO
2022.04